おこっぺんはうす

かつて名寄から興部まで通っていた国鉄名寄本線は、興部駅から分岐し雄武町まで続く興浜南線と続いていました。道路整備が整っていない時代に、近隣市町村の人々を運ぶ重要路線の一つでした。おこっぺんはうすは、東京から移住されたご夫婦が、かつて国鉄興部駅の駅前食堂だった建物を、2年近くかけて改装され、木にこだわった手作りの内装で、2007年にオープンした食堂です。真っ白に塗られた自転車を活用した看板、薪ストーブ用の薪を積んである場所にかざられた真っ赤なお花、店内には旅行者のさりげないメッセージが壁にはっていたりなど、移住されたかたならではの感覚とセンスで、興部町の魅力を発信されています。何時間いてもおだやかな気持ちにさせてくれる店内には、旅行客をはじめ、仕事で訪れる町外のかたや町内のかたなどリピーターが多く来店されています。冷凍食品は使わず、提供するものを丁寧に作っていますと語るご主人のおすすめは、スジを外して柔らかく調理した「スジ牛丼」「スジカツ丼」です。

おすすめ情報

＊メニューの内容、価格は取材時点のものです。最新の情報とは異なる場合もありますので、直接お店にご確認ください。